平均視聴率38.6%!サッカー日本代表の試合で必ず東進ハイスクールのCMが流れる疑問
昨夜のオーストラリア戦で1−1の引き分けで勝ち点1を積み上げ、1試合を残しながらも見事に2014FIFAワールドカップブラジル大会への切符を手に入れたサッカー日本代表ですが、
昨夜の試合の平均視聴率は38.6%と2013の最高数値を記録し、瞬間最高視聴率は試合終了時で46.3%を叩き出しました。これはテレビ朝日系列のみの視聴率なのでBS1での放送を含めると恐らくこれらの数字に4〜5%を足した数値になるでしょう。
「サッカー日本代表の試合は数字を取れる」
これがテレビ局共通の意識でしょう。
そして代表戦ではほぼ毎度のようにCMスポンサーとなっている東進ハイスクールのCMですが、林先生の名台詞「いつやるの?今でしょ!」ブームも実はサッカーブームに便乗していたのではないかと思うのです。
サッカーの試合は基本的には試合の始まる前にピッチリポーターが選手のアップするのを伝えたり、スタジオでゲストの方とVTRで過去の試合を振り返ったり、対戦国の注目選手を伝えるなどをするのですが、正直ここはコアなサポーターでない限りあまり興味のない部分だと思うのです。
そしてここではよくCMが入りますよね?昨夜の試合でも5分から10分置きにCMが入っていました。
そして選手が入場し、両国の国歌斉唱があり、サポーター、視聴者のテンションがグイグイ上がったところで再びCMが入り、CM明けにキックオフというのが通例のパターンとなっております。
そして試合が始まればハーフタイムまでは絶対にCMは入りません。(地方局の録画試合を除く)
そして前半が終わり視聴者はトイレへ行ったり、用事を済ませるなどしたり、仲間同士で前半はこうだった、あーだった。と振り返るのが定番ですよね?
そこで必ず流れるのが東進ハイスクールのCMなのですが、、
どうでしょう?
とても違和感がありますよね?
多くはサッカーに関連するCMや、選手が出演しているCM、もちろん普段からよく見る大手企業のCMも流れるのですが、どうも東進ハイスクールのCMのみがインパクトありますよね?
このギャップこそが東進ハイスクールの狙いだと思うのです。
普段何気なくテレビをつけていてもそこまで多く目にするCMではないのですが、サッカー日本代表の中継になると必ず目にする不思議。
おそらくですが、視聴率そこそこの番組で何度も流すよりも、圧倒的に視聴率が見込め、前半が終了し後半が始まるまでは意外とチャンネルを変えることがなく、何気なくCMを見ていることの多い視聴者に対して「ここぞ!」のタイミングで投下しているのではないでしょうか?
インパクトありますよね?
「普段から莫大な広告費をかけて毎日CMを流さない」
ここに意味があると思うのです。
ずばりプレミア感ですね!
いくらおもしろいCMでも毎日のように流れていてはすぐに飽きますよね?
普段あまり見ないCMですが代表戦だと必ず見れますよ!それが東進ハイスクールの狙いだと思うのです。
そして名台詞の「いつやるの?今でしょ!」にちなんで今回の試合ではこの台詞を「ワールドカップいつ決めるの?今でしょ!」
などとパロディ化するなど、サッカーファンにとってはまさに旬なネタを両方使えるというおいしい状態になっていましたねw
「いつやるの?いまでしょ!」
アベノミクスと並び、おろらく今年の年間流行語大賞の有力候補ですし、サッカー日本代表も今後もっと世界で活躍して日本を更に元気にしてほしいですね!
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