U17ワールドカップ2013で好調な日本代表ですが過去の戦績、吉武監督とは？

UAEで開催中の17歳以下のワールドカップで日本代表はグループリーグ初戦をヨーロッパ王者のロシアに１−０、２戦目を南米２位のベネズエラに３−１と連勝し早くも決勝トーナメント進出を決めました！

２戦目のベネズエラ戦では初戦のロシア戦から先発メンバーを８人を入れ替えての快勝、ボール支配率32%対68%、シュート数６本対23本というスタッツからも試合内容でも日本の圧勝といっても良い程素晴らしい試合でした。

今大会の日本代表メンバーは全体的に小柄な選手で構成されており、大会前は身体能力で勝負されると厳しいだろうとの見方もありましたが予想を覆し、速い、上手い選手ばかりで良いパスサッカーで二試合とも相手を翻弄していました。

過去の日本代表の戦績は？

２年ごとに開催されるこの世代の世界大会では、日本代表はベスト８が最高で、本大会出場すらままならない時代も続きましたが、2007年の柿谷世代以降は４大会連続出場中ですが果たして今大会はどこまでいけるのでしょうか？

1993　ベスト８（中田英・松田・宮本など）

1995　予選グループ敗退（小野・稲本・高原など）

1997　アジア予選敗退

1999　アジア予選敗退

2001　予選グループ敗退（藤本・矢野・菊池など）

2003　アジア予選敗退（細貝・高萩・前俊など）

2005　アジア予選敗退（内田・権田・伊東翔など）

2007　予選グループ敗退（柿谷・水沼・斎藤など）

2009　予選グループ敗退（宇佐美・柴崎・宮市など）

2011　ベスト８（岩波・南野・石毛など）

2013　今回は？ベスト１６以上は確定

今大会はすでに予選突破を決めているので決勝トーナメントも勝ち進んで、是非過去最高のベスト４以上に進出し、若者たちが最近不甲斐ないと揶揄されているA代表の尻に火をつけて日本サッカーの活性化をさせてほしいですね！

前回大会に引き続きチームを率いる吉武博文監督とは？

 

前回大会で日本代表をベスト８に導いた吉武監督が今大会も指揮していますが、単純に比較は出来ないのですが、吉武監督の優秀さがよくわかるデータがこちらです。

大分市立明野中学校
1985年 全国中学校サッカー大会：優勝
1995年 - 1996年 大分市トレセン コーチ
1996年 - 2006年 大分トリニータU-15 コーチ
1996年 - 2001年 大分県トレセン コーチ
2005年 - 2006年 JFAエリートプログラムU-14 コーチ
2006年 U-18日本代表 監督
仙台カップ国際ユースサッカー大会2006：3位
2007年 - 2008年 JFAエリートプログラム 監督
2008年 U-14日本選抜 コーチ
2009年 - 2011年 U-15/U-16/U-17日本代表 監督AFC U-16選手権2010：ベスト4
2011 FIFA U-17ワールドカップ：ベスト8
2011年 - 現在 U-15/U-16日本代表 監督
AFC U-16選手権2012：準優勝

wikipediaより

U17ワールドカップ本戦

吉武以前　４勝２分１０敗　１６得点３０失点　−１４

吉武以後　５勝１分１敗　　１７得点６失点　＋１１

上記のように元中学校教諭の若手世代の大会で非常に優秀な成績を残している監督ですので、今大会での結果次第では今後もユース世代の日本代表の指導を担って頂きたい監督ですね！

欲を言えば2007年大会以降３大会連続本戦に出場できていないU-20世代までも指揮してほしい監督です！